「気軽に低コストで
ベンツに乗れる環境をつくりたい」
それが私たちの修理方針です。
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ベンツの鈑金の技

鈑金とは、歪んだフレームを既定の形に復元させたり、へこんだボディーを元の形にしたりする技術のことです。
板金した後は塗装を行うので、表面から板金の跡は見えなくなります。しかし見えない部分にも技があります。

フレーム修正

車は、事故が大きいとフレームまで損傷することがあります。その場合、フレーム修正を使用してフレームを寸法が出る(注1)ように合わせていきます。
フレーム修正機を使用しますと、ミリ単位でビチッとボディの寸法を出すことが出来ますので、「まっすぐ走らない」とか「高速でハンドルを取られる」ということが無くなり、事故を起こされた場合でも修理後は安心してお乗り頂くことができます。
フレーム修正機は、グローバルジグの他、 AutorobotとBasicIIの3台を完備しています。
注1) 車種毎にシャシーの測定場所と長さが決まっています。事故等でシャシーに歪みが生じた場合は各測定ポイントの長さがずれていますので、フレーム修正機でフレームを押したり引いたりして規定の長さになるよう調整していきます。規格通りの長さになることを「寸法が出る」と言います。

フレーム修正機

グローバルジグ

グローバルジグ

Autorobot

Autorobot

中古パーツのBasicII

BasicII

ボディ修正

ボディー修正はへこんだり変形したボディーを「どれだけ元通りにするか」が腕の見せ所です。
板金したことが分からない様に、左右、上下あらゆる方向から見て、手のひらの皮膚感覚で微妙な凸凹を感じ取って直していきます。
いい仕事はいい道具から。パテも安いものから高いものまでいろいろあります。
当社では、下地、中塗、仕上げの3段階仕上げを行っております。
下地に使用するパテは、固まると石のように硬くなり、その硬さゆえ年月が経ってもパテが痩せてくることを防ぐことができます。
ただ、目が粗いため表面がざらざらしますので、この上に目の細かい中塗と仕上げのパテを塗って仕上げます。
私たちは安全性、耐久性を考え、見えない部分にもきっちり仕事をしていきます。
ボディー修正